食器のお話(3)器の風景

まだ欲しい食器があるのかと驚かれますが、もちろんあります。

洋食器には最近は食指が動くことは少ないのですが、スポードの食器には

昔からときめいてしまいます。たぶん和食器との共通のイメージがあるからでしょう。

さて写真の器はスープ皿とお皿は別に、しかも少しずつ買い足したものです。

つまり、あちこちのバザーやリサイクルショップなどで見つけたのです。

裏にはJAPANと書いてあったりなかったり。

戦後占領時期の輸出用の食器ではなかったかと。一様に風景。なんとも懐かしいから不思議です。

プリント物の安っぽさもまた愛しくて、見つけたら買い足してきました。

ごちゃごちゃした風景なのに、なにを盛ってもサマになります。

高価な手描きの食器にはない気軽さと親しみやすさ、使いやすさが気に入っています。

ご実家に眠っていませんか?ぜひ探してみてください。一つや二つ見つかるかも。

それほど一時は日本市場にも溢れていたようす。図柄の分析も少しずつ進めていきたいと思っています。