北海道文教大学 研究紀要 第36号 -2012年3月-
荒井 三津子・杉村 留美子・片村 早花・佐藤 理紗子・太田垣 恵・鈴木 恵
抄録: 青森県のごく一部の地域と北海道でのみ作られるべこもちは、同じ材料と形でも地域によって名称が異なったり、型で抜くものや手で成形するもの、立体造形的に花などを作るもの、黒砂糖色の一色、黒白の二色、多色づかいのものなど、実に多様である。そのルーツも、北前船ルートと津軽海峡ルートが主に考えられる。べこもちの地理的な分布と、ルーツを探り、北海道の開拓の歴史と食文化を考察する。
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