ただひたすらに

4日もつづけて、ちゃんとブログを書いたのに、午前零時を過ぎてしまって一日飛んでしまった。残念。

午前零時半の執筆となる。

エンドレスの片付け作業は、思い出に浸る作業でもあり、

遅々として進まず、40ℓのゴミ袋3個まとめればよい方。

長く生きてきたからなあとしみじみ。

玉石混交とはわが家のこと。

写真の白い小皿たちは100均からやってきたものが多いが、その中に、作家モノの白磁が交じっているからおもしろい。簡単に処分はできない。

ところでよいモノとはなにか。

100均でもよいものはよい。

作家モノでもいらないものはいらない。

食器の良し悪しは実にむずかしい。

もう30年近く前、長女が風邪から胃腸を壊して入院したことがある。3歳か4歳だったか。

入院した日からドンドン悪化。

食べないから点滴するも快方に向かわない。

数日後、付き添っていた私の耳元でやせ細った彼女は言った。

「おかあちゃまの作ったコーンスープが食べたい」

手抜きの私の、缶詰と牛乳を混ぜた程度のスープを

彼女は食べたいと言った。

作ってこようか?と聞くと、

二つ両方にお耳のあるカップで食べたいという。

当時、わが家は贅沢などできない状況にあったのだが、

よい器だけはあった。

長女はノリタケのソーサー付きのブイヨンカップで

コーンスープが食べたいと言ったのだ。

よりによってなぜあのカップで、なぜコーンスープだったのかは

わからないが、私は迷わず主治医に退院を願いでた。

長女は帰宅後すぐ、そのカップでコーンスープを2杯平らげ、

あっというまに回復した。

私が、食卓の演出にこだわる原点はここにもあったのだ。

 

どんな器で

どこで

なにを

だれと

どう食べるか。

 

それが健康にもつながるのだ。

 

「よい物だけで暮らしたい」

「気に入ったものだけで暮らしたい」

とは言っても、さてそれが難しい。

 

そんなことを思いながら、1日中片付け作業をしいるが

一向にすすまない。

だから時計は零時を回ってしまった。

だからだから、5日続けてのブログ執筆にならなかった。

甚だ残念である。

一生懸命やっているので、私は悪くない・・・

のではないでしょうか・・・。