5月のなでしこ倶楽部は「お弁当」についての学びです。大徳寺縁高弁当、松花堂弁当、信玄弁当などなど…聞いた事があるようなないような…。いつも通り座学からスタートして、懐石と懐石を基本にしたお弁当についての知識を深めます。
お教室では、まるで東京・合羽橋の問屋さんのようにさまざまな台所用品を目にする事ができます。ひょうたんや扇の抜き型、さまざまな漆器、こんなのもあるんだ!と驚きの声が上がるくらいです。それらは三津子先生の師匠である荒井恵美子先生が残してくれたもの。師匠のさまざまな教えと残された歴史ある食器などを、今の若い人たちに「使える形にして伝授」することに三津子先生は熱意を持って取り組んでいます。
今回は特別講師として北海道大学大学院で教鞭を執る荒井克俊先生をお迎えました。「うなぎはなぜ高いか」を広い視野からお話していただきましたが、生徒さんにとってはめったにない機会。たくさんの質問がでるほど楽しい講座でした。(札幌事務局/中川)