人間の「食」に関する知識と諸問題を,食べる主役であるヒトと,食べるモノ,食べるコトに分け,多方面から学際的に概観する。イラストや図、写真を多く用いているので、文系理系を問わず大学の教養科目としての「食生活論」の教科書や副読本として,また一般家庭でも役立つ実用書として最適な内容。(2014年9月発行)
荒井三津子 編著
ISBN 978-4-332-04057-6
B5判 16頁 2,200円(税別)
その他著者 荒井三津子 編著/荒井克俊・吉田優・宮下和夫・中川えり子・佐々木貴子・田邊寛子・木藤宏子・杉村留美子・腰山みゆき・太田垣恵・國田圭作・高木友子・八木みのり・畑井朝子
目次
第1章 食べるヒト
1.「食べる」ってなに? 生きるってなに?
2.ヒトが食べる理由 立派なうんちのお話
―ヒトの食べる仕組みからメタボロミクスまで―
3.ヒトが食べない理由―ダイエットと肥満―
4.食べ方を学ぶ(1)
―健康と栄養を学ぶということ,教えるということ―
5.食べ方を学ぶ(2)
―食事作法はなぜ生まれ,なぜ必要か―
第2章 食べるモノ
1.ヒトから人へ―「餌」から「食事」へ・雑食系食事考―
2.「栄養」ってなに?―健康管理・一次予防の視点から―
3.おいしさってなに?―調理科学的視点から―
4.食の未来 ―養殖と遺伝子組換えを視野に―
第3章 食べるコト
1.食べるコトを支える空間・食べるコトをする空間
2.外食の歴史と広告
3.飲食店舗にまつわる不動産の知識
4.食卓を飾る!
―餌場から食事の場へ・
テーブルコーディネートの機能―
5.年中行事と祭り,儀礼の食について
コラム1~6
なるほど食学講座1~9
光生館のホームページで購入できます。